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第8回「舞」
2003年10月号 写真・文:後藤修身さん ある漁村の夕暮れ、浜で少女たちが舞っていた。ティンジャン(水かけ祭り)が終わったばかりで、祭りの余韻が少女たちを包んでいたのだろう。レンズを向けると怪訝な表情を浮かべ踊… -
第7回「風景」
2001年11月号 写真・文:後藤修身さん 時々、風景の中に『何か』を感じるときがある。 元々、風景はただ存在するだけのものではなく、人が風景を作り発見するものだ。私が感じた『何か』は私の単なる幻想かもしれない… -
第6回「花」
2001年8月号 写真・文:後藤修身さん ミャンマーではいたるところで花を見かける。市場で籠いっぱいの菊の花を売る女、家の中でジャスミンの花飾りを作る子供、花を持って学校へ急ぐ少女、髪に花を飾る女、バックミラー… -
第5回「欲望を受け止めるナッ」
2001年4月号 写真・文:後藤修身さん ミャンマーではそこかしこで人々の祈る姿がある。しかし、仏教では現世利益を求めてはいけない。 家内安全や合格祈願や安産祈願などを仏教に求めてはいけないのだ。と言われて… -
第4回「聖地チャイティヨ」
2000年12月号 写真・文:後藤修身さん ヤンゴンから車で4~5時間走ったところにチャイティヨという仏教聖地がある。 その昔、超能力者によって海底から山の上に運ばれたという黄金に光る大きな岩。崖すれす… -
第3回「僧侶」
2000年10月号 写真・文:後藤修身さん 「大学生の頃、好きな女の子がいたんだ」 僧院近くの大きな木の下でキラサ師が答えた。 まだ30代の彼はミャンマーの僧侶にしては珍しく英語が達者だ。堕落した僧侶が… -
第2回「托鉢」
2000年8月号 写真・文:後藤修身さん 朝は紅い僧衣をまとった僧侶の姿と共にやってくる。 まだ日の昇る前、足早の僧侶の一団と出会った。托鉢に向かう素足の一団だった。僧衣の擦れる音か足音か、サッサッサと… -
第1回「祈りの姿」
2000年7月号 写真・文:後藤修身さん ミャンマーへ毎年行くようになって6年。この国にこれほどのめりこむとは思ってもいなかった。何がそうさせたのだろうか。6年前の出会いを思い出した。 それはミャンマーへの2…