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第12回 バアン(カレン州)
写真・文:泉裕さん
かつては国境貿易の中継地として栄えていた小さな州都パアン。
長年わたり続いた国境紛争やタイへの出稼ぎなどによる人口の流出によるものなのか街全体がどこか静かで大人しい。
常にタイとビルマとの関係によって変化を遂げてきた国境周辺の土地には今も雄大な自然と宗教建築物が数多く残る。
特にビルマでも有数な聖地として知られるタマニャ山やズエカビン山は民族の枠を超えて、この地域で生きる人々の精神的な支えとなっている。