写真・文:泉裕さん

「タイとビルマの国境線であるサルウィン川を上り、いくつもの深い森の中を抜けるとそこには地図にもないカレンの村々が存在する。彼らはいつからここを「住所」としたのだろうか・・・。
そこには限りなくシンプルで人間の匂いがする生活がある。長い民族の歴史と伝統的な暮らしを守り続ける中で、如何にして生きていくべきか、人生における役割の全てをそれぞれが知っているかのように思えた。」

以下写真は、主に山奥地に住むビルマカレン族の生活の様子。

雨季前の稲まきの様子

伝統的な焼畑農法、二人1組になって種を撒く

山で生きる人々の眼差し
(雨季前の6月上旬の撮影)

逞しく生きるカレン女性。

いわゆる水場は若い男女の「出会いの場」となる

静かな昼下がり、健やかに眠る森の子供。

家畜は山に暮らす人々の重要なタンパク源。

野ネズミの丸焼き。(さすがに食べる気はしなかった)

蛙の油炒め

タイ・ビルマ国境線であるサルウィン川

村の多くは川沿いに点在する。
(手前はモエイ川)

カレン織りは親から子へと受け継がれる。

竹細工はカレンの生活を支える道具。

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